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写真で見る公共交通(LRT)視察





5月5日 オーストリア・グラーツ市


市内中心部に乗り入れる路面電車。75%が低床化されており、車の乗り入れが制限された道路を滑るように進んでいきます。


5月6日 オーストリア・グラーツ市


世界で最も進んだ廃油精製技術を持つBDI社を訪問。ハマー会長に、精製技術や世界でのプラント設置の動向などを聞く。会長は、5月末東京ビッグサイトでの再生可能エネルギー国際会議に出席予定。視察団の持っていたデジカメに興味津々でした。


5月6日 オーストリア・ミュレク自治体


600人の農家でつくる組合SEEGでは、菜種油と廃油を精製している。 支配人のトッター氏は「自然のサークルを大事にしなければならい。そのモデルがこの組合」と説明。足下に菜種としぼりカス(牛のえさ)、家庭用の廃油の回収缶がある。

SEEGのすぐとなりには、木質チップを燃やして地域の1700戸に熱を供給するバイオマス・プラントがある。SEEGは、この一連の取り組みで01年度世界環境エネルギー大賞を受賞している。


5月7日 ドイツ・ザールブリュッケン


ザールブリュッケン駅前は、路面電車とバスのターミナル。 ステップ差のない低床車両はこどもにもお年寄りにも便利。改札なしなのでどっと乗り降りします。

ザールタール鉄道会社のボーン氏に鉄道ローカル線を利用した電車ネットワークの延伸の様子を聞く。
ここでは、国境を越える鉄道に電車が乗り入れられており、約20分間フランスにもいきました。


5月7日 ドイツ・ハイデルベルグ


郊外の新しい住宅地に向け延伸されている路面電車に乗りました。1車線しかない狭い道にも入っていくのにビックリ。 向こうからベンツが迫ってきますが、もちろん電車が優先です。

ヨーロッパのどの都市でも中心部は歩行者天国になった商店街。市中心部にも路面電車を延伸の計画があります。


5月8日 ドイツ・マンハイム


市の中心部には平日というのに老若男女がうじゃうじゃ。  安く便利な路面電車に乗ってやってきて、歩行者天国になった道路で買い物をしたり、ホットドッグを食べたりしながら談笑しています。

東西南北から1分刻みに路面電車が乗り入れており、便利で安価な公共交通がまちづくりの必須アイテムであることを実感させられます。

3つの州をまたがる運輸共同体(交通連合)を視察。月額8,000円で100q圏域の鉄道、電車、バスを家族乗り放題のシステムにはビックリ!説明はVRNのワグナー氏。


5月9日 ドイツ・カールスルーエ


92年に世界で初めて鉄道と路面電車の相互乗り入れが始まったカールスルーエ。2連接・長さ70mもの路面電車、中心部のマルクト広場に入ってきました。

市内を走っていた路面電車がわがもの顔で鉄道軌道を走ります。最高時速は90qにアップ。ドイツの新幹線であるICE(最高時速250q)とも何度か路線ですれ違いました。

鉄道と電車の相互乗り入れシステムを世界に売り込むTTK社のヨハン氏は「コストとスピードと快適性で公共交通が自動車に勝つ」と訴えました。システム充実で公共交通をどんどん便利にする発想は勉強になりました。松江でもやればできるぞ!


5月9日 ドイツ・ヴュルツブルグ


世界遺産都市ヴュルツブルグでは、8%の急勾配をものともせず、電車が登っていく様子を見ました。郊外の住宅地に向けて電車が走ります。




【 こむろの雑感 】
・一生分電車に乗ったという感じです。鉄道と電車を乗り継ぎ約1,000キロは走ったでしょうか。それにしてもハードでした。

・ここで紹介した南ドイツ5都市の人口は、松江・八束の圏域人口21万人と大差はありません。どこでも路面電車は公共交通の主力です。
  ザールブリュッケン200,000人  ハイデルベルグ139,000人
  マンハイム320,000人  カールスルーエ268,000人
  ヴュルツブルグ130,000人  (松江市15万人)

・出雲市から米子市までの環中海・宍道湖圏域には、日本海側最大の60万人が住んでおり、広域の交通連合を組んで安く便利な公共交通システムをつくっていくことが今後の課題です。

安く便利な公共交通ネットワークで、高齢者とこども、街が元気になる!



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